シンポジウム実施要綱
- 【名称】
- いま、心のチカラになること 2015
~ストレスに打ち克つメンタル支援~ - 【主旨】
- 企業や教育、スポーツ等の分野において、組織やチームを活性化させたり、パフォーマンスを高めていく、メンタル支援の在り方を解説。ストレスに強くなるメンタル支援の導入事例のご紹介や、有識者等によるパネルディスカッションを通してその理解を促す。
- 【主催】
- 一般社団法人全国心理業連合会
一般社団法人プロフェッショナル心理カウンセラー協会 - 【後援】
- 経済産業省、日経Gooday(グッデイ)
- 【日時】
- 2015年12月1日(火)10:00-16:15終了予定
- 【場所】
- 日経カンファレンスルーム
- ウェブサイトからもお申し込みいただけます。
シンポジウム 第一部~ストレスチェック制度の導入を迎えて~
2015年12月から、労働安全衛生法の改正により、ストレスチェック制度が施行されます。この制度では、50名以上の事業場において、年1回のストレスチェックと面接指導の実施が事業者の義務となります。メンタルヘルス不調の未然防止を目的としたこの制度が施行されることにより、以下のような課題に対する本質的な答えを、多くのプレイヤーが模索し始めます。
- 従業員がより健康且つ充実した働き方や生活を送るにはどうすべきか。
- ストレスに打ち克つ強い組織をつくり、業績を上げるには、企業(経営者)は、どのように対応すべきか。
現在、企業におけるメンタルヘルス問題が社会的に注目される中、従業員のメンタルヘルスに対する捉え方は、以下のように様々であるように見受けられます。
多くの企業において、メンタルヘルスの課題の実感はあるけれど、明確ではないのが実情であるかもしれません。メンタルヘルス不調者と業績との関係性や、モチベーションを高める具体的な方法、メンタルヘルス対策の有効性等が分かれば、企業内での取り組みが促進されるのではないかと考えます。
そこで、本シンポジウム、第一部では、ストレスチェック制度の導入を迎え、国や民間でどのようなメンタルヘルスに関する支援や方法があるのか、また従業員が求めているメンタルヘルスに関するサポート体制について語って頂きます。
経済産業省ヘルスケア産業課 藤岡氏には、「健康経営やその推進方法」等についてお伺いします。日経BP社「日経情報ストラテジー」編集長 小林氏には、「ストレスチェック制度導入における世論の反応」、「ビジネスパーソンのメンタルヘルスへの関心」等についてお伺いできればと思います。宮里先生には、産業医として、また精神科医として、担当されている「企業・団体等でのメンタルヘルスのサポート体制やその事例」等をお伺いします。
このパネルディスカッションでは、メンタル支援を通じた企業の活性化や、従業員のメンタルヘルス対策及び従業員のモチベーションアップについて論じ、ストレスチェック制度が導入される事業場の担当者様のお役に立つことが出来ればと考えております。
第一部パネルディスカッション(10:15-11:45予定)
- TAPIC 代表 医学博士
宮里好一氏 - 日経BP社「日経情報ストラテジー」編集長
小林暢子氏 - 経済産業省 商務情報政策局 ヘルスケア産業課 課長補佐
藤岡雅美氏
シンポジウム 第二部教育やスポーツ、チームを元気にするメンタル支援プログラム
教育やスポーツの分野で、心を元気にし、パフォーマンスを高めるメンタルトレーニングプログラムが注目されています。
ご自身もメンタルトレーナーの資格を持つ平瀬智行氏や井村久美子氏に、スポーツ界や教育におけるメンタルトレーニングの取り組みや、チームを強くする手法について語って頂きます。また、京都大学教授杉原氏に、教育分野におけるメンタル支援を行うにあたって大事なポイントについて語って頂きます。
第二部パネルディスカッション(12:45-14:15予定)
- 京都大学学生総合支援センター センター長(教授)・教育学博士
杉原保史氏 - 日本メンタルトレーナー協会 代表理事/北京五輪代表 女子走り幅跳び日本記録保持者
井村久美子氏 - ベガルタ仙台アンバサダー 元サッカー日本代表
平瀬智行氏
シンポジウム 第三部ディスカッション:ストレスを乗り越え、目標を達成するための心のチカラ
心が折れそうになった時、ストレスを乗り越え、自分の目標を達成するための心の有り様を、元教員でフリースクールの侍学園を実現させた長岡氏と、俳優の三浦貴大氏とディスカッションを行う予定です。お2人のご活躍は、映画「サムライフ」で今春、全国で上映されました。
第三部ディスカッション(14:45-16:15予定) パネラー
- 認定NPO法人侍学園スクオーラ・今人 理事長
長岡秀貴氏 - 俳優
三浦貴大氏