認定教育機関とは
プロフェッショナル心理カウンセラー受験資格には、認定教育機関が推薦する推薦状が必要です。
プロフェッショナル心理カウンセラーが持つそれぞれの独自の心理療法やカウンセリングスキルの領域は、一つの分野にこだわらず、幅広く多くの種類の心理カウンセラーたちが存在することを認めています。
ただし、プロフェッショナル心理カウンセラー申請にはきちんとしたある一定時間数の修業履歴が必要となるため、認定教育機関がその受験生の身元を保証する形で審査書類を受け取り、正しく審査し、その上で推薦状を書くという段階を踏んでいます。
認定教育機関としての基準
1. プロフェッショナル心理カウンセラーを育成するプログラムがあること
プロフェッショナル心理カウンセラーになれるだけの時間数の心理教育サービスを行っていることが条件です。一般では 242時間以上、上級では 1,282時間以上のことを修業するプログラムが存在していることが必要です。自社で全てが網羅できない場合には、他の認定教育機関と提携し、座学・実習・倫理観のフォローアップにおいて全ての研修がうけれることが前提です。
2. 高い倫理観と対応力を身につける教育を行っていること
心理カウンセラーには、モラルや人間性、また社会的常識等の倫理的な観点と、高い対応力を求めます。特にかかわり行動や聴き方のスキルは、プロフェッショナル心理カウンセラーの根底となるので、このあたりの教育も合わせて積極的に行っていくこと。また、宗教・スピリチュアル等とのカリキュラムが混在しているものに関しては、心理カウンセリングのプログラムとは認められません。
3. 申請、更新にあたっては審査を受けること
審査にあたっては、直接、現地に調査に赴いてレポートを提出し、審査と実態の一致、健全なコミュニケーションや適切な教育であること、スピリチュアルなどと混在していないことを確認させていただき、その上で認定教育機関と定めさせていただきます。また、更新制度により、質の安定をはかります。