プロフェッショナル心理カウンセラーは、心のケアが必要な人をただ待つだけではなく、「必要なところに心のケアを提供する」活動を行うことをモットーとしています。災害、事故や事件などが起こった時には、一般社団法人全国心理業連合会(全心連)の活動に後援・協力する形で、プロフェッショナル心理カウンセラーがボランティア活動を行います。
戦争トラウマ等支援
2022年2月、国際紛争によるウクライナ避難民の方や、在日ウクライナの方々に対する心のケアの必要性が高まる中、全心連は2022年5月、ウクライナ「心のケア」交流センターを開設しました。プロフェッショナル心理カウンセラー協会は後援を行っています。
災害支援
2011年 3月 11日、東日本大震災という未曽有の大災害が発生しました。
数多くの尊い命が失われ、生きながらえた人々も家族を失った悲しみや、家や仕事道具などの財産を失った困難に直面することを余儀なくされました。
設立直後の全心連では、いち早く災害対策本部を設け、被災地への支援活動に着手しました。
プロとして仕事をしている心理カウンセラーだからこそ、心のケアサポートが必要な場所には自ら赴き、継続した活動を行っていくことが大切だと思うのです。
災害現場で活動するカウンセラーは、部屋で座って待っていればよいものではありません。人々が生活している現場に出かけ、泥かきでも片づけでも手伝えることは何でもやる。人々にお声がけをしてお話をお聴きする。そうした過程の中でぽつりぽつりと、なかなか話せなかったことをお話し下さることもある。
そうした活動を一過性で終えることなく、1年、3年、5年と継続した時間の中で、真に被災地を向いた心のケアサポートを行っていくのが、プロフェッショナル心理カウンセラー、話を聴くプロの災害ボランティア活動です。
2011年 3月 東日本大震災
東日本大震災ボランティアプロジェクト「TeamJapan300」
- 災害直後の避難所等での生活支援
- 仮設住宅でのイベントやお声がけ
- 岩手県釜石市より心のケア事業を受託(2012年 〜 現在 / 全心連)
- 岩手県立杜陵高等学校通信制宮古分室より、スクールカウンセラー要請(2012年 〜 現在 / 全心連)
- 宮城県山元町にて仮設住宅でのイベントやお声がけ(2015年 3月 〜 現在)
- 平成 28年度釜石市心の復興事業受託
被災地について語る会
東日本大震災から10年、被災地のことを私たちの心に留め、さらなる復興を願ってのささやかな会として、Zoom無料開催をさせていただきました。当日の様子が公開されました(公開にあたっては、被災地での心のケアに携わったプロフェッショナル心理カウンセラーがお話をさせていただいた部分のみを抜粋・編集し、参加者の方々の映像や音声などは入っておりませんので、ご安心ください)。
2014年 8月 広島土砂災害
広島土砂災害における心のケア活動
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2016年 4月 熊本地震
熊本地震における心のケア活動
- 災害直後の避難所等での支援
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2018年 6月 大阪北部地震
大阪北部地震における心のケア活動。SNSを活用した心のケアを初めて実施。
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2018年 7月 西日本豪雨
西日本豪雨における心のケア活動。
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2019年 10月 台風19号
台風19号における心のケア活動。
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