認定相談機関とは
プロフェッショナル心理カウンセラーが高いスキルと人間力を持ち、しっかりとした倫理観で相談者に対応していくことはとても大切なことです。社会の動向に一致したカウンセリングスキルを提供していけるよう、プロフェッショナル心理カウンセラーは常に、資格取得後も各種トレーニングやスーパーヴィジョンを受けていく姿勢が求められます。このような姿勢で心理カウンセリングサービスを提供している相談機関、カウンセリングルームを全心連が認定しています。
認定相談機関における取り決め
1. 料金と提供するサービスの明確化
事前に料金を告知し、どういったカウンセリングサービスを受けられるかを明確にします。後日の請求や莫大な料金の請求等の不透明なものはないものとします。
2. 宗教並びにスピリチュアルについては、心理カウンセリングサービスとは混在させない
心理カウンセリングはあくまで、世界中で行われている心理学をもとにした、カウンセリングのソーシャルサービスをベースとしています。占い・前世療法・宗教的なものとこれらの相談業務を決して混在させないという明確なサービス内容をもっています。
3. 医療行為・医療類似行為を決して行わないこと
医事法・薬事法に基づき医療行為もしくは類似行為、またはそれと混同させるようなサービスの提供は一切行ないません。例えば、医師がいないのにクリニックもしくはそれに似たような表記を決して行ってはいけないと私たちは定めています。
4. 専門家への委託
必要があれば、医師の診察を行うことを勧め、積極的にリファーを行ないます。また、離婚訴訟や調停に関するトラブル等、心のケアだけではなく法律が関係するものは、法律の専門家へ積極的な委託を行なっています。
5. 相談者と個人的交際の禁止
プロフェッショナル心理カウンセラーは、相談者と必要以上に親密な関係になり、恋愛感情など持たないことを倫理観の一つとして定めています。